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農政・その他関係
都市農業の時代~食料安全保障へ 反転攻勢始まる~
- 書籍コード: R05-08
- 規格: A5判・125頁
- 価格: 990円 (税込)
全国農業新聞に連載された「農あるまちづくり」56回分を収録したコラム集。
都市と農業が併存する「都市農業」は小規模農家によって多様な農業経営が連綿と営まれ、都市住民に農業の価値を伝えるとともに豊かさを提供してきた。
高度経済成長の過程で犠牲を強いられた日本の農業はいま、食料安全保障や気候変動への対応、消費者の意識の変化を受け反転攻勢の時代を迎えた。都市部における食料危機への備えには国策として小規模農家の育成に力を入れ、自治体が農地に積極的な投資を行うことで都市農業を守り充実する時代がやってきたと説く。
著者は明治大学名誉教授・東京都農業会議会長の青山佾氏。
目 次
第1部 都市農業の時代がやってきた(2015年4月~2016年2月)
第2部 多様な農業経営を支える政策を(2016年3月~2017年3月)
第3部 都市自治体は農地に積極的な投資を(2017年4月~2018年1月)
第4部 画一的でない振興策で可能性を拓く(2018年2月~2018年12月)
第5部 追い風に乗り反転攻勢への新たな志を(2019年1月~2020年3月)
第1章 人口と所得を1%ずつ取り戻す
第2章 小さな拠点を繋いでゆく
第3章 循環型社会に向けた取組
第4章 100年度も遺る家をつくる
第5章 過疎の終わりと田園回帰の始まり
第6章 地元・島根県での暮らし
第7章 未来を考えるワークショップ
第8章 各地で出会った自然と文化
第9章 地方創生のための提案